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自分はそんな人間じゃない。
仕事で失敗して。
「特技:ミス」とバカにされ。罵られ。
本当は違うんです、本当の私はこんな人間じゃない。
私にはやるべきことがあって、そっちが本当にやりたいことだから、
ここでの仕事なんてただの食い扶持稼ぎに過ぎないし、
だから別に何言われたって構いやしないんだけど、
それでもちょっとカチンと来たので、言いたい。
言う、言うわ。
私、やれば出来るんですよ。
でも。
自分の箱の中身がどうであれ、
周囲には外側しか見えていないんですよね。
つまり、自分の人間性は自分自身が作り上げるものではなく、
周囲から見た印象で決まっているんです。
当たり前ですが。
そこを、はき違えてはいけない。
自分の箱の中身を熱心に耕し、土を肥えさせ、
見事な庭を構築する。
それはそれはとても素晴らしい出来栄え。
自信を持つのも良いでしょう。
自慢にするのも良いでしょう。
しかし、みんなが見ているのは、垣根の外。
そう、外側。塀の外。箱の表面。
表情、行動、容姿、発言。
あなたという人間像を構築するのは、
あなたではなく、他人。
本当のあなたは、あなたの中なんかじゃなく、
他人の中にしか居ないんです。
言わば、あなたの人格は、
他人に囲まれることで成立しているのです。
それだけは、お忘れなく。
自分はやれば出来る、と思っていても、
あいつは出来ない奴、と周りから思われていたとしたら。
悲しいかなあなたは、出来ない人間でしかないのです。
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■箱庭円舞曲 focus とは?
箱庭円舞曲が、自身を構成する漢字一字を取り上げ、
焦点を絞って描く番外公演の形態。その第一弾となる
#1「箱」では、箱という形状、イメージ、用途などから
想起される人間の可笑しさと絶望を、細密に描く。
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五十嵐祭旅 山内翔 棚橋建太 小野哲史
須貝英 片桐はづき 太田みち
小松留美 野口雄介(神様プロデュース) |
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| 渋谷 Gallery LE DECO 5F |
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2007.7/24(火) 〜 2007.7/29(日)
8ステージ |
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| 前売:2,000円 / 当日:2,500円 |
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脚本・演出・前説:古川貴義
照明:工藤雅弘(Fantasista?ish)
音響:岡田 悠(Sound Cube)
メイク/衣裳:箱庭箱
演出助手:五十嵐祭旅
制作協力:笠井秀敏
制作:箱庭円舞曲 |
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「Interlude」としての番外公演を過去二回、アイピット目白にて上演。
その後二回、新潟大島の廃屋で上演。
ここへ来て、「focus」と銘打った、また違うスタイルの番外公演です。
箱の何が好きって、表面からは中身が見えないって所です。
そして開けてみれば、何かとんでもないモノが入っていたり、
何にも入っていなかったり。
開けてみないと分からない。
しかし一度開けて中身を知ってしまうと、
開ける前のワクワク感は失われてしまう。
蓋を閉めても、何も感じない。安心する。
けれど。
忘れて欲しくないのは、蓋を閉じた時点でまた、
中身は見えなくなっているということ。
見えない所では、何が起きているか分からない。
何も無かったはずの所に何かが発生しているかもしれないし、
形が変わっているかもしれないし、
全然別のものに成り代わっているかもしれない。
物理的にそんなことは有り得ない、と断言せねば、
僕らは日常生活を送れません。それが常識です。
でも、あくまでそれは、常識です。
一度、中身を見た、と思っている他人も、
しばらくコミュニケーションを取らないでいる内にいつの間にか、
全く違う中身になっていることがある。
以前の中身と同じだと思って接すると、
手痛いしっぺ返しを喰らうことすらある。
そんなお芝居、なのかな?
ま詳しくは、ね。
開けてみないと分かりません。
箱庭円舞曲:代表 古川貴義 |
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